治療内容

精神分析療法。連想と対話を基本とする心理療法。薬物は原則として使わない。一回一時間、連想は寝椅子に寝て行う。被治療者は頭に浮かぶことを思うまま話す。この間治療者は沈黙。40分後対座して対話へ。週一回で平均三年の期間が所要。

対象疾患

強迫神経衣装、不潔恐怖他の恐怖症、転換性ヒステリ-、抑うつ神経症、不安神経症、心身症などが主とした治療対象。精神分析療法はこれら神経症領域においてもっとも効果を発揮。完治が原則。人格障害、躁うつ病、統合失調症などに対しても症状や病的行為を大幅に軽減させることは可能。

被治療者への対応

話すことが重要。治療者は被治療者が話す内容に共感し時に矛盾を指摘して被治療者の話を統合し被治療者が気づいていないことを知らしめて人格に流動性をもたらし人格の範囲を大きくする。
治療者は時として被治療者の両親あるいは配偶者の役割を一時的ではあるが引き受けることもある。診察室での話の内容に関して治療者は外で話てはいけない。(禁忌)被治療者も原則として外では話さないのが望ましい。

料金

一回13000円。
完全予約制

受診動機

ケース①

多忙な商用で活動中運転する車がトンネルの中を走行中、急に不安になる。不安は続き運転が不可能になり来診。

ケース②

高校生。恋人に振られて急に、自分が自分とは思えなくなる。離人症。投薬は無効。 話を聴いて治療してくれる精神科医を求めて来診。

ケース③

父親に結婚を反対されてから慢性的に抑うつ的になり、同時に父親に敵意を抱く。他の治療機関では治らず紹介されて来診。

ケース④

医師。親子の仲は悪い。厳しい上司の医師に従わなければならない。手術中急に手が震えて手術不能になる。内科系に転向。器具操作への不安が強く、紹介されて来診。

ケース⑤

雑な親子関係。上司に叱責されてから肛門から異臭が出てくるように感じ(自己臭体験)社会から遠ざかる。妻に同伴されて来診。